約10年の時を経てついに完結を迎える「BLEACH 千年血戦篇」の最終クール「禍進譚(かしんたん)」。国内はもちろん海外のファンからも「ついにあのシーンがアニメで見られる」と熱狂的な反応が集まっており、放送開始のたびにSNSでは関連ワードが軒並みトレンド入りする状態が続いている。原作漫画は既に完結しているため「結末は知っているけれど、アニメでどう映像化されるかが気になる」という原作既読勢と、アニメから入って先の展開が気になる新規層、両方が同じタイムラインで盛り上がっているのが今クールの特徴だ。ここでは原作漫画のどのあたりからが今回描かれる範囲になるのか、整理してお届けする。
原作は何巻から読むべき?
BLEACHの原作漫画は全74巻で完結しており、千年血戦篇はシリーズ終盤にあたる。ファンによる話数対照情報(subculview.comなど。集英社・スタジオぴえろの公式発表ではない点に留意)によれば、直前のクール「相剋篇」が単行本67巻(第610話)〜72巻(第661話)に相当するとされており、今クール「禍進譚」はそれに続く72巻(第662話)あたりから、物語完結となる74巻までが対応範囲の目安とされている。原作未読でアニメから入った人は、このタイミングで一気読みすると、アニメ本編を見ながら「原作ではこの後どうなるか」を先取りして楽しむこともできる。カラー原稿の迫力や、アニメでは尺の都合上圧縮されがちな心理描写の細部を味わいたいなら、原作をあわせて読むのがおすすめだ。
今クールの見どころ
最終クールとなる今回は、これまで積み重ねられてきた伏線の回収と、主要キャラクターたちの因縁に決着がつく展開が中心になる。作画・演出面でも、これまでのシリーズ以上に力の入った戦闘シーンが続くとの前評判が高く、原作ファンからは「あのコマがどう動くのか」を楽しみにする声が多数上がっている。BGMや声優陣の熱演も含めて、10年越しの集大成にふさわしいクオリティになるかが最大の注目ポイントだ。
原作とアニメで異なるポイント
BLEACHのアニメ版は過去、原作の連載進度に追いつくために「オリジナルストーリー(通称:オリスト)」を多く挟んできた歴史がある。しかし千年血戦篇以降は原作が完結済みの状態でのアニメ化となっているため、オリジナル展開が挟まれる可能性は低く、原作により忠実な構成になっていると見られる。一部のカット割りや台詞の言い回しには今回のアニメスタッフによる新規の演出も加えられており、原作既読者でも「知っているはずの展開なのに新鮮に感じる」という感想が多いのも今シリーズの特徴だ。
視聴者の反応
SNSでは「作画が気合入りすぎ」「あのキャラの声を聞けて泣いた」といった感想があふれ、放送直後には毎回のように関連ハッシュタグがトレンド入りしている。長年の連載を追ってきたファンにとっては感慨深い完結であり、「10年待った甲斐があった」という声も多く見られる。アニメから本作に触れた新規層にとっても、単純な燃える展開の連続として楽しめる仕上がりになっている点が幅広い支持を集めている理由だろう。
千年血戦篇に至るまでの物語
BLEACHは死神である主人公・黒崎一護が、様々な敵対勢力との戦いを通じて成長していく物語として長年連載されてきた。尸魂界篇、破面篇といった過去の主要エピソードを経て、最終章となる千年血戦篇では、これまで謎に包まれていた死神の起源や、一護自身の出自に関わる真実が明かされていく展開になっている。長期シリーズだからこそ味わえる伏線回収の快感が、今クールでどのように結実するのかが最大の見どころといえるだろう。過去のエピソードを見返してから最終クールに臨むファンも多く、配信サービスでの一挙視聴企画なども話題を集めている。
海外ファンの反応も熱い
BLEACHは日本国内だけでなく海外でも絶大な人気を誇るIPであり、千年血戦篇の放送にあわせて海外のSNSでも関連ハッシュタグが繰り返しトレンド入りしている。各国の配信タイミングにあわせてリアルタイムで実況が盛り上がる様子も見られ、世界中のファンが同じ完結の瞬間を見届けようとしている点も、今シリーズならではの熱狂を後押ししている要因のひとつだ。
長期シリーズならではの見届け方
BLEACHは連載開始から完結まで長い年月を要した作品であり、当時リアルタイムで追っていた読者が大人になった今、改めてアニメで完結を見届けるという特別な体験ができるのも今シリーズの魅力だ。SNS上では「当時中学生だったのに、もう社会人になってこの完結を見ている」といった感慨深い投稿も多く見られ、単なる新作アニメの枠を超えた世代を超えたイベントとして受け止められている側面がある。配信サービスでの一挙配信やイベント上映など、放送以外の展開にも注目しておきたい。
完結後の展開は?
原作漫画自体は既に完結しているため、今クールをもって本編ストーリーの映像化は一区切りを迎える見込みだ。ただし人気IPとしてスピンオフ作品や劇場版、関連グッズ展開などが継続する可能性は十分にあるとツヅキNavi編集部では予想している。過去にも関連キャラクターを主軸にした外伝的な小説やゲーム展開が行われてきた実績があり、完結後も何らかの形でシリーズが続いていく可能性は高いと見られる。あくまで概算の期待値としては以下の通りだ。
10年という長い年月を経て完結を迎える集大成のシーズン。原作を最後まで読んでから見返すと、伏線の張り方の巧みさに改めて驚かされるはずだ。


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